「COMIC LO」9月号の緋鍵龍彦が凄過ぎた件について

 twitterに叫んだ後も勢いが止まらなかったので書くが1ヶ月遅いとか言うな。
 ものっそい良かった。徹底したくちびる描写に確かな手応えを感じる。唇をセックスアピールとして描くのってロリ漫画だとほとんど見ないんだけど、なんかこれはこれで小6はもうオトナじゃー!オトナの色気じゃあー!という園じぇる出身の魂を感じるような、感じないような……。
 しかしこの、厚ぼったくはなく、しかしスゲーやわらかそうなくちびるはエロい。うろたんの絵柄に近いけど、トーン乗せて艶出してるのが違う。キャラの体型も違うから一概にどっちがいいとは言えないが、ロリ漫画界のおしゃぶり帝王の座をうろたんから移動させてもいいかな、と思うくらいのインパクトはあった。
 ところで楽器がスーザフォンなのをロリ描写として受け取れる読者はどんだけいるんじゃろうね。小学校の吹奏楽部はマーチングの比重がかなり大きいので、低音楽器としてスーザを持ってるところが多い。どうも、最近はマーチングチューバに置き換えられつつあるらしいけども、その特異な形状ゆえ何かと象徴的な楽器ではある。なんか全然似てなくってちょっと萎えたけど、スーザをリコーダーのようなロリアイテムとして使う発想はなさすぎて盛大に噴いた。ちょっと遠回しすぎだろ。
 あとなにげに構成が上手かったと思う。おしゃぶりパートと本番パートの配分が絶妙。このへんは以前からソツがないけど、今回見せどころが明確だったので演出が冴え渡った感じ。基礎力があるとふとしたきっかけで爆裂するよねー。
 とりあえず、次の単行本はこれだけのために買おうかと思う。