2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
禁書にいわゆる魔術結社の人はあんまし出てこない、という忘れられがちな事実。出てきてもチョイ役。 魔術を含めた超自然的なパワーはしばしば権力のメタファであるのだが、いかなるレイヤの権力に比喩するからによって物語性は異なってくる。きのこ(伝奇)…
スパ4と百花繚乱で今墨がアツい。 今期アニメ、選ぶとすれば百花繚乱ですネ。ヘイユー、毎度スタッフの苦悩とヤケッパチが横溢するアニメを見て楽しいかい。 あえていえばギモ゛ヂイ゛イ゛。 あと、俺と友人の間では、七咲編の急降下っぷりへのがっかり感か…
ところで現在『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』は第三部に突入しております。第一部「桐乃編」(1-2巻)/第二部「黒猫編」(3-5巻)/第三部「京介編」(6巻) 3巻と5巻は微妙に一部-二部、二部-三部の過渡期な感じ。
浦川みのりは非実在美少女である。 実在美少女であるユキ(『ゆびさきミルクティー』)との違い。 準にゃん(『はぴねす!』)にしてもユキにしても、あるいは絆(『プラナス・ガール』)にしても、「変身後」の姿には本人の欲望が含まれている。キレイにな…
JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた、という話 - 音極道 Music Hacks "メジャーとマイナーの中間を漂う浮遊感"なー。これは日本人の物語の好みにも通じるような気がする。クスリとする笑いと「かなしさ」の中間を浮遊する物語、っ…
森恒二の漫画には、イケてない主人公と、彼の憧れとなるイケメンが登場する。物語の大きな流れは、イケてない主人公がイケメンに並び立つための何かを獲得することにある。 同時に、イケメンの側にも、イケてない主人公が共感できる傷を描く。イケてない主人…
アレですよ、そのー、ワッフル買いに行くための外出着になりながら書くんですけど、ゲームってエクスペリエンスじゃないですか。ユーザの体験という切り口が非常に重要なコンテンツなんですけど。 エクスペリエンス・ポイント(EXP)すなわち経験値が蓄積さ…
可能性を感じる。まだまだやれることがある 理不尽な強さを持つ触手に、女スペランカーがリョナられるゲームと、理不尽な強さを持つ美少女を、触手スペランカーが根性でリョナるゲームと、どっちが面白いのであろうか。 BlankBloodは秒殺が多いのが気になる…
上条さんの説教は「お前だってリア充になりたかったんだろう! ちょっとくらい長い彼女いない歴で諦めてんじゃねえ!」なのでウザいという話。これが若干クリティカルじゃないのは、そげぶされるキャラが悟ってないリア充志望だから。 じゃあ、オレたちガチ…
七咲はこわい。まともじゃない。 俺が覚えてないだけかと思って他のキャラのキャラクターモノローグ聴き直してみたらやっぱこんなじゃなかった。七咲どうした。 ええとまあ、ゆかな上手すぎって話ではあるんですけど。先輩が好きすぎて笑うしかない七咲。一…
『ToHeart』から『ONE』の間で決定的な日常の変容が起こった説とかあったなあ。俺の中で。簡単すぎに言うとダイナミックな日常からスタティックな日常への変化。THだとマルチルートだけがスタティックな日常でそれは例外だったんだけど、例外が常態になった…
さあ、禁書目録について飲み屋テンションでしゃべるシーズンがやってまいりました!(訳:アニメ二期はじまりました) 上条さんが大きな権力(例えば国家)にケンカを売らないのは、そこに属している人を「悪」とは見做さないからでしょう。ローマ正教20億人…
王族には二種類ある。一番でかい貴族であるものと、唯一の支配者であるものだ。 概ねファンタジー作品における王族とは後者――唯一絶対の支配者だ。しかし、『ゼロの使い魔』は珍しい、貴族に近い王族イメージを採用している。王族と貴族は魔法使いである点で…
真:確かにあれは腐れビッチだ。最高だ。 偽:確かにあれは腐れビッチだが、世界観自体が腐れているのでショックも何もない。つまらん。 グレンラガンとかんなぎには縁がある。パンストはナギ様中古騒動に対するアンチテーゼではないか。という話をTwitterで…
アニメ『けいおん!(!)』のヴィジュアルは女子高生の身体を描こうとしている。しかしこれはストーリーテーマと齟齬を起こしている。このギャップが大ヒットの要因として挙げられるが、ぶっちゃけ気持ち悪い。悪く言うと盗撮映像みたい。 これを融合させる…
Togetter - 「アニオタ保守本流「けいおん!全員女子大進学問題をdisってみた」」 別離云々については話の枕にする以上の意図はない。今回は、同人サークル・蛸壷屋の二次創作同人誌に言及しつつ、アニメ版『けいおん!(!)』でのドラマツルギーの作り方に…