『てとてトライオン!』 夏海てまー

夏海とてまー食った。以下ちょいネタバレ含む。

夏海

告白まで前フリがあまりにもないので、このままハッピーエンドにはならずにひともんちゃくあるパターンかと思ったんだ。
最初から関係性ができあがってるから、好いた惚れたの話になればなんらかの変化なり終わりなりがくっついてこようもんだ。つまり幼なじみシナリオっぽい。
ところがなにも起こらないまま最後までいってしまった。元々夏海まわりはあんまり時間動いてないかんじがするのだが、個別ルート入ってからはとみにロングバケーション。終わらない夏休み。

手鞠

てままー。
シナリオの焦点がめまぐるしく移り変わる。
手毬と鷹子の絆、および3人でひとつだ→てまーみんなに愛されてるなあ大事にされてるなあ→慎一郎とてまーの愛は無限大であることよ
慎てま鷹で俺たち3人が自然だよね、ってやっといて最後は鷲塚十倉両博士の子である慎てまは運命の二人だぜ、的な。結局3人が最強なのか2人が最強なのかわかんない。あと慎鷹の間の感情が全然できあがってない。
一連の流れとしてみるとどうにも美しさにかける。
おそらく次々現れるイベントに全力で立ち向かい続ける姿勢こそが焦点なんだろう。実はそこにおいて取り組む対象がなんであるかはあんま重要じゃないのかもしんない。

てとてトライオン!  通常版

てとてトライオン! 通常版