『頭蓋骨のホーリーグレイル』で抜けなくなっている己を発見して、失ったものの大きさに慄然とする。返らない10代の若さ。
エロス&バイオレンス&ロマンス、中二病要素に血縁者の呪いまで備えて、それでも打ち切りになったのはまあ、主人公の問題なんだろうなあ。神父はオッサンで弘人はヤンキーだもんなあ。
4巻で構築された戦乙女・咲夜と聖女・美雪の三角関係は非常に面白かった。弘人を危険に巻き込むことしかできない己に比べて、日常性を持っていて、しかも自分以上の天才で、弘人とともに闘いながらも彼を守ることができる美雪はそりゃあひどいコンプレックスになっただろう。歳も釣り合うし。
実のところ、美雪について咲夜がどの程度理解してるのかは、よくわからんのだけども。
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