あんまりしませんね。ドハマりした作品でも、作者の他作品を無条件では読まない。もちろん好きな作家は優先して読みますが。
過去作品全部読んでるし、これからも書かれた物は読むつもり。
- 秋山瑞人
- 谷川流
- うえお久光
- 『シフト』だけ借りた。電撃ハードカバーは買うことを体が拒否するんだ。皮肉熱血とでも呼ぶべき作風がフェイバリット。
- 片山健太郎
- 愛してる。作品からにじみ出る努力の汗がもたらす作者への萌え。
デビュー作しかないような作家を除けばこんなもんでしょうかね。作家としての信頼感安定感があり、作風もマッチする方々。
基本的には全部読む。
- 杉原智則
- エウレカセブンのノベライズだけ読んでないのでこっちに分類。うう、エウレカはもう忘れたいんじゃよー。読むとこ読むとこ妙なツボに入る作家。
- 古橋秀行
- 『蟲忍』とか、たまにどーしても読めないものを書いてくれる。『タツモリ家の食卓』も途中で止まってるけど、それ以外は概ね好き。職人芸があるので、信頼している。つまり人外ロリ。
- 鷹見一幸
- 好き嫌いで言ったらスゲー好きなんだけど、『時空のクロス・ロード』とか読めたもんじゃないって! 話運びのいっそピーキーなほどのベタさが特徴であり、それは全作品に共通するといえる。
- 甲田学人
- 『夜魔』のみ未読。ハードカバーマジ勘弁。文庫で出る分に関しては全部読むつもりだが、ラノベにおけるホラー(本人曰くのメルヘン)専門というのは、作家買いの範疇に納まるのだろうか。系統の違うものを仮に書かれたとして、はたしてついていけるものか。
- 桜坂洋
- SFマガジンの読切のみ未読。単行本化されてないとはいえ、SFマガジンのバックナンバーを求めてまで読みたいかというと、うーん。感性が合うようなので、ちゃんと出してくれれば買う。「10月はスパムに満ちている」は読みました。
- 壁井ユカコ
- 『キーリ』のビジュアルノベルとか読まなくてもファン名乗れるよね? ダメかな? 文庫で出してくれれば買うから! お願いしますよ電撃文庫!
- 竹宮ゆゆこ
- ド安定以外の何ものでもないがいかんせん既刊が少ない。系統の好き嫌いで言えば実はそれほど好きでもない。
- 豪屋大介
- 良くも悪くも考えすぎな作風は、安定した小説的強度を約束する。頭の足りない作品は書かない人です。読んでてムカつくけどな! その点では新城カズマとかも同様だけれども、彼は熟練しすぎて手癖で書けてしまうようなところが見受けられる。ぶきっちょなほうが信用できる、ということもある。
好きだけど信用できない、信用できるけど好きじゃない、そんな微妙な読者心。
作家のファンというより、作品のファン。
- 須賀しのぶ
- 五代ゆう
- 『パラケルススの娘』以前の作品については、ファンタジー系以外がことごとく未読。そのうち読むつもりはあるけれども……。
- 野村美月
- 面白かったのが『文学少女』だけというのがなんとも。しかしいま最も続編が楽しみなのは文学少女なのだ。
- 賀東招二
- 蓬莱学園シリーズでは『弁天女子寮攻防戦』のみ既読。さすがに内容も古いし入手困難なのでいまいちやる気なし。『ドラグネット・ミラージュ』は原案のみということで読んでいなかったけれども、今調べてみたらなんと共著者は架空の人物であったとか。うーん、あんまり気が進まないなあ。フルメタは文句なく最高。
改めて考えてみると、新刊は間違いなく買うけど過去作が手付かず、という作家がかなり多かったです。