蒼山サグ『ロウきゅーぶ!2』

「ひなちゃんのパンツほしいよなあ」
「とかげの?」
「そうとかげの。……いやとかげはどうでもいいんだけど」
「おれは、あえて何か一つもらうとしたら、愛莉のブラがいい」
「スポブラか?」
「そうスポブラ。……いやスポブラはどうでもいいんだけど。あれですよ、ロウきゅーぶのロリってガチで小学生じゃないですか」
「そうだな。ロリキャラっていうか、小学生だな」
「ふつうロリキャラって『成長しないでくれ!』って思うけど、主におっぱい的な意味で思うけど、彼女らの場合はその成長を受け入れないといけないんじゃないかと思うわけですよ。愛莉はいつか豊乳を押し当てて誘惑してくる雌豹になってしまうわけですよ!」
「ならねえよ! 愛莉は雌豹にはならねえよ!」
「いやね、こう、恥ずかしがりつつもね、おずおずふにって感じでこうね。で、おれは思うわけだ。『ああ、成長したな愛莉……いろんな意味で……』そんなほろ苦い想いを噛みしめつつ肘を押し当てたりするわけだ」
「肘は押し当てるなあ」
「そんなせつねえ想いのこもった逸品“愛莉のブラ”ほしくありませんか。しかも愛莉はどんどんカップサイズあがるから今のサイズは期間限定」
「オマエ気持ち悪い」