スマガプレイ日記7(最終回)

 ラジオ当日だがまだ終わっていねえ。
 以下ネタバレ隔離。

日下部

 声可愛いよなこいつ。
 「対等の立場でない限り本当の恋はできない」という命題。
 いや、それはそれなりに納得のいく話ではあるが、今までのシナリオはいったい。
 真実は個別的だという話とも読める、が、そんな話にしようという意図もないように思われる。
 というか、そこんとこスルー決め込んでた今までのシナリオがラヴストーリー的にどうなのという話ではある。
 今回初めて捕しょ……キスシーンで終わったわけだし。

あとで考えてみれば

 記憶を失ったうんこマンと日下部がうまくいくのかはけっこうアヤしい話だ。

 アリデッドへの繋ぎ、で、あったなあ。
 あとはデビルマンデビルマンレディー
 1周目ガーネット編の沖のほうが良かったんでね。
 特に見るとこなしといえばなし。
 というか作品全体で見るとこなしといえばなしだよなあ。なんなんだろうなこの暫定感。

アリデッド

 アリデッドとベッドインされても困るし。
 アリデッドが川嶋っぽい声色になるのは、なんだろう、やっぱり困る。
 これまたこっちの心構えの問題ではあるのだが、アリデッドの正体が川嶋という風に考えていたので、外の人とセックスしてもなあ、と思った。
 そもそもアリデッドって他のルートでもけっこう心動いてんでしょ。今更っちゃあ今更だ。
 で、オチ。なんでしょこのオチ。
 隕石関係ねえなあ。
 目の前の隕石はどうでもよくて、告白したくないからセカイを作りましたって……いやまあ本人にしちゃ大事なんだろうが、いかにも軽い、っつか隕石がいらないんだよ単純に。いやいやそれ以前に、なんなのこの全然魅力のない川嶋有里。そこで作品全体の評価決まってくんぞ。
 で、あまたのセカイからの救援が隕石を撃破してハッピーエンド。隕石関係なかったよね。隕石壊さなきゃみんな死んじゃうとかじゃなくて、そこは川嶋の苦しんでるポイントじゃなかったわけだよね。最後まで川嶋はそこんとこなにひとつ苦しんでなかったよね。どうカタルシスを得ろと。
 告白が成立した後、せっかく両想いとわかったのに死にたくない、ってのをガツンとかませばよかったのに。
 あと物語が現実に出てくる意味がわからない。物語は作者の手を離れるもの、という話はあったが現実に出てくるのには繋がらないし。イミフ。
 これで一体なにがオチたというのだろう。

「先輩」

 うんこマンの正体は「現実」における川嶋有里の想い人だったわけだが。
 勝ち組だよね、この人。
 行動力があり、人を惹き付ける魅力があり、この時点で自覚こそないものの可愛い後輩と両想いで。お前だけが最初から人生リベンジする必要なかったよ!