C77参戦記5 3日目

2日目に比べるとユルユルのりんかい線。やっぱり2日目はどうにかしたほうがいい。
3日目はサークル入場である。1・2日目と苦労しただけに感慨もひとしお。これで自分のサークルなら言うことはないが、今回は落選であった。
ところで、開場前の東西連絡通路はなんか良くないだろうか。いつも人でごった返すところをゆったり歩くのは気分がよい。日差しがあれば普通に綺麗なところでもある。
留守がちの主に代わって同人ショップ・印刷所等への対応を行いつつダラダラと待つ。
並ばなくて済む=寒い思いしなくて済む、と安直に考えていたが素人考えであった。出口近すぎ。冷たい風が吹き込んできていた。7時半頃には入場していたので、会場内のテンションも気温もサッパリ上がっていない。冬コミであった。
C78申込書はとりあえず購入しておいた。活動内容は未定もいいところである。小説にしようとは思っている。
移動規制が始まる前に知り合いに挨拶しておくべきだったが、寒すぎてすっかり忘れ去っていた。というか、いくら寒いとはいえ一般参加との落差は激しかった。安堵感がひどくて浸りきっていた。
ひどいといえばソフトバンク回線は本当にひどかった。9時には接続規制に引っかかっていた。夏がひどかったので改善を期待したがなにも成長していなかった。次回はサブ回線を確保したい。そう夏にも決意していた自分も実は成長していなかった。
10時。開幕パチパチである。例によってアナウンスが終わるころには拍手も終わっており、ディレイ拍手を行った。
1・2日目はアナウンスが聞こえる位置にいなかったためこれができなかった。ようやくタスクが片づいた気分である。
で、東6は人通りがやばかった。いろんな意味で寒い状況である。入口と逆側の東3・6の島中だと開幕後ヒマな時間帯が続く。お誕生日席との条件の違いはやはり大きかった。右スペースが遅刻だったのでますます際だつ寒さである。人通りが少ない=レイヤーも少ない悲しみ。
そんな状況が概ね30分程度であった。エロ本のスペースに評論本を置いているナメた委託をしているわけで、購入していただけると非常に心温まるものがあった。ついでに外側の壁に待機列が形成され、風避けとなって体も温まるという寸法である。
今回、ぼくの委託SSコピ本のみ『フレッシュプリキュア!』ネタで、他が全部5だったので、コピ本が手にとられる率が高かった。しかしSSなのでリリースされる悲しみ。そういう観点で見ると、フレッシュ人気は女性で高いようだった。それはわかる。
11時ごろ、ペーパーを増産しに出かけた。東側ampmのコピー機が故障していたため西側に向かう。東西連絡通路が左右に区切られており、時間帯によって仕切り位置が変更されているのだが、この時間帯は西→東が混みすぎな感じであった。
西側のプロントを見ると、カフェ内に十字路が区切られていた。こうした対応は初めて見た気がする。GJといえる。
西ampmコピー機待機列は、東が死んでるわりに短かった。2人待ち。時間帯が早かったせいだろうか。しかしなんだかんだで完了まで30分ほど。そして帰る頃には東ampmが復活していた。無駄足気味であった。
途中、『フレッシュプリキュア!』のママ3人がプリキュアコスをしているエロ本があった。なぜノーザさんをパッションにしなかったのか。画竜点睛を欠く。内容は見なかったが、中にはあったのだろうか。
12時頃、東館回りに再び外出。じゃんぐるぽけっとに伺ったが、箕崎准氏は外出中であった。夏からお会いしようとして叶っていない。次回は開場前に伺おうと思う。
帰還後、ぼく目当ての来客あり。聞けばそのための初参加だという。サークル冥利に尽きた。スペ主は非常に羨ましがっていた。ザマー見ろである。どうも毎回一人くらいは熱いお客さんがいらっしゃる。ぶっちゃけると売れない活動をしている証拠でもあるのだが、その分こういうご褒美もあるということだ。
13時頃、西館回りにみたび外出。id:d-eichi氏にご挨拶。月刊NUKI-GAMERSにゲスト出演していただいた縁である。文章系は同人の中でも趣味の世界であり、採算度外視はお互い様なのだが、彼は半端なかった。その情熱はいったいどこから出てくるのか。
この間印象に残った歩きレイヤー。

  • 開幕20分くらいで通りかかったホロ。寂しい時間帯に潤いを感じた。アニメ的なパステルカラーではなく、ダークにまとめていた。普通にドイツの農村にいそうな娘さんである。それでちゃんと映えるのがホロのいいところだ。
  • ことは。わかりづらかった。隣に茉子がいなければ気づかなかったかもしれない。
  • 南さんコスのスタッフ。こみパファンとしては何度見ても感動を覚える。これでうすらでかい女装でなければなおよかった。
  • 女装フィーナ。姫キャラの女装はなんでこう冒涜的なのだろうか。
  • アララギさん+ガハラさん。ともに女性であった。女性同士のヘテロCPコスは互いのコスの意味性が異なってしまうため難しく感じることが多いが、なんかあまり違和感がなかった。アララギさんのデザの問題だろうか。
  • 『ワールドイズマイン』仕様ミク。コマいネタはやはり正義であった。ところでミクコスの出来不出来は大部分、髪の具合に左右されるように思う。

あとは終了までダラリと過ごす。最終的な売り上げは、オフセ18・コピー11であった。エロ以外に厳しい3日目で、文字本の既刊でこれなら悪くない結果だろう。しかしまだまだ在庫はうなるほど残っているのだった。いい加減とらのあなに委託しようと思う。

コミケ3日間総括

3日目のホーム感が圧倒的であった。1・2日目の居所なさに比べると雲泥の差がある。人出はやっぱり惨いのだが、3日目は不思議と歩きやすく感じる。参加者一人ひとりの歩きスキルが高いためであろうか。この整然とした大混雑は妙な快楽を覚える。
そしてやはり即売会に来るとモチベーションが高まる。