次回ERO-GAMERSの課題作、『スマガ』に手を着ける。
なにはともあれ初回起動時のアレ。アレのせいで一色ヒカルのことしか考えられない。スピカとかどうでm(ry
というのはともかく、強制スピカルートみたいな感じになっているのだが、スピカのキャラ付けに特に導入にふさわしいものも見て取れず、なんだか暫定っぽい感じのままプレイする。
スピカに限らず、ミラもガーネットもなんだかヒロイン感がないというか、俺の物感がないというか、ええともう本番入ってんの、みたいな印象。
日下部と沖はそんなことないのだが。
魔女の抱える困難、というのが、見えすぎてるのが原因のような気がする。
いや世界の謎は現時点でぜんぜん見えないのだが、このセカイ自体が魔女を不幸にするシステムであってそれを打倒しなければならない、というあたりまでは一瞬で見える。
謎を追い求めるまでもなく。
謎解きはAVGの基本的なメカニズムといえる。ヒロインのキャラクター描写についても、徐々にその内面に迫っていく、という描き方をするのが一般的だ。それがなされないうちから、さあこのヒロインを救ってみせよ、というのではどうもノリきれない気がする。
単純に、これから明らかにされることが期待されるキャラクターの奥行きがあるかどうかで見ても、エトワールたちには冒頭のワンシーンだけでそれがほとんどなくなっているようだ。
対して、日下部と沖にはいろいろと気になる要素があるので、引きつけられるものを感じる。
主人公にもどうにも自己投影しづらい。これはあとで考える。
声
かなり良い。特に日下部。ゆいにゃん、こういうのもあるのか。
アリデッドも、この手のダメ姉御ピカリンの中ではかなり艶のあるほうに思える。
あまりにやり慣れた役柄だと演技に緊張感がなくなる、ということはしばしばあって、ピカリンの場合ダメ姉御がそれ。『智代アフター』とか。
しかしアリデッドはハマってる上にいい感じの緊張感が保てている。例のあの人と二役(?)でギャップがあるからだろうか。あと、アリデッドの絵があんまりひどすぎるせいかもしんない。
バトル描写
かなり良い。ロングで捉えるお空の彼方のドッグファイト。キワモノではあるが、静止画+モーションの技術で行う演出としては非常にハマっているし高級感もある。